重要事項説明書(商品デリバティブ取引)

商品先物取引

取引を始める前に商品先物取引のリスクについて、お客様ご自身で十分ご理解・ご検討の上、取引を開始するかどうかのご判断をお願いいたします。

当社ディスクローズ資料は本支店または当社ホームページおよび日本商品先物取引協会のホームページにて閲覧できます。


商品先物取引のリスクについて

  • 商品先物取引では、商品市場の相場が予測に反して変動したときには損失が発生する場合があります。
  • 商品先物取引は証拠金取引であり、総取引金額は取引に際して預託する証拠金のおおむね1~280倍程度の額となります。そのため、商品市場における相場の変動幅が小さくとも、大きな額の利益または損失が生じることのあるハイリスク・ハイリターンの取引です。
  • また、相場の変動の幅によっては預託した証拠金の額を上回る損失が発生する可能性があります。
  • 相場の変動により損失が一定の額を超えた場合に取引を継続するためには、当初に預託した証拠金に加えて、証拠金を追加して預託することが必要となる場合があります。
  • 「受入証拠金の総額」が「委託者証拠金」を下回ってしまった場合、不足請求が発生します。建玉を決済せず取引を継続するには、当社が定める日時までに不足額を預託する必要があります。
  • (株)日本証券クリアリング機構は、相場の変動により1枚あたりの証拠金を見直すことがあります。また、サーキットブレーカーや建玉制限により、お客様の指示に基づく取引の執行ができないことがあります。

税金について

個人の方が国内の商品取引所で行われている商品先物取引の決済(商品先物取引に係る商品の受渡しが行われるものを除きます。)を行ったことにより年間の損益を通算して利益となった場合は、その決済を行った日の属する年分の所得として、他の所得と合算しない「申告分離課税」により課税されます。また、税率は、所得税が15%、復興特別所得税が所得税額×2.1%、住民税が5%です。

法人の場合、法人税法により課税されるため、申告分離課税の対象外となります。

詳しくは、日本商品先物振興協会(JCFIA)ウェブサイトの「商品デリバティブ取引に関する税金」をご覧ください。


留意事項

商品先物取引は、相場の変動により損失が生じることのある取引です。(通常取引では、お客様が預託する証拠金の額にくらべて取引金額が大きいため、損失の額が預託する証拠金の額を上回ることがあります。)お取引を始めるに際しては、契約締結前交付書面及び受託契約準則を熟読し、ご検討ください。

当社の証拠金の額に対する取引金額の割合及びその額について、その割合は概ね1~135倍程度、証拠金の額は1枚あたり19,200円~8,011,000円です。(通常取引は、その後の相場の変動によっては追加の証拠金が必要になる場合があり、当該証拠金額は相場の変動によって異なりますのでご注意ください。)

※ここでいう「通常取引」とは、対面取引における損失限定取引以外の取引のことをいいます。

建玉時及び決済時の取引手数料は商品や取引形態によって異なり、片道1枚あたりの取引手数料は以下の通りです。また、オンライン取引通常口座、対面取引(コールセンター取引を含む)において日計り決済を行った場合は新規建玉時の取引手数料のみとなります。なお、オンライン取引「アクティブ口座」の取引手数料は往復分の記載をしておりますが、市場の状況等により1計算区域をまたいで決済した場合は往復で770円(標準手数料の場合・税込)となりますので、あらかじめご注意ください。


オンライン取引「通常口座」 88円~385円
オンライン取引「アクティブ口座」 385円
対面取引(通常取引) 1,210~14,960円
対面取引(損失限定取引) 1,694~20,944円
コールセンター取引 880~2,200円

上記の証拠金及び手数料(税込)は2023年1月30日の帳入値をもって算出

当社ディスクローズ資料は本支店および日本商品先物取引協会ホームページで閲覧できます。

お客様相談窓口

  • 日産証券株式会社 お客様相談室 TEL:03-4216-1265
  • 日本商品先物取引協会相談センター https://www.nisshokyo.or.jp/

日産証券株式会社(〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX)
関東財務局長(金商)第131号 金融商品取引業者 商品先物取引業者
加入協会 日本証券業協会・日本商品先物取引協会・一般社団法人金融先物取引業協会・一般社団法人第二種金融商品取引業協会


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