電力先物取引について

電力先物取引のメリットとは…

1. 価格変動リスクのヘッジ

JEPX(日本卸電力取引所)の電力価格に連動するため調達/販売価格のリスクヘッジが可能です。

2. 信用リスクのヘッジ

取引相手のクレジットリスクをクリアリングハウスに移転することで与信リスクを回避し、また、与信管理の煩雑化を回避することができます。

3. 調達方法の多様化

先物市場を介することで特定の調達先に頼ることなく多くのプレイヤーから価格提示を受けることができます。

電力先物上場銘柄

銘柄 東エリア
ベースロード電力
西エリア
ベースロード電力
東エリア
日中ロード電力
西エリア
日中ロード電力
呼値とその値段 1kWh当たり0.01円刻み
取引単位 取引限月の暦日数24h×100kWh 取引限月の平日日数×12h×100kWh
最終決済価格 JEPXスポット市場における、対象期間の月間平均価格

※詳細は取引所ホームページをご参照ください

電力先物取引では「立会外取引」が主流

電力先物取引では、シーズン(7月~9月)や年間(4月~翌年3月)といった複数月セットを特定の値段で取引するものや、同一限月を大量に取引する大口取引など、先物取引の9割近くが、立会外取引を利用して行われています。

TOCOM(東京商品取引所) 日産証券
年月 出来高 うち立会外
(比率*)
取組高 取引
シェア
取組高
シェア
2019年9月 75 20 26% 71 30% 32%
2019年10月 46 0% 100 28% 22%
2019年11月 320 240 85% 326 45% 40%
2019年12月 283 220 81% 510 7% 28%
2020年1月 2603 2240 91% 2639 55% 50%
2020年2月 280 30 96% 2421 24% 53%
2020年3月 582 150 98% 2040 18% 60%
2020年4月 520 480 99% 2488 47% 59%
2020年5月 726 440 99% 2344 62% 63%

*出来高のうち、最終決済高を除いた数字に占める立会外取引の比率

*当資料は取引所発表等をもとに当社が作成した資料になりますが、その完全性を保証するものではありません。

立会外取引についての詳しい説明はこちら(取引所リンク)


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