
法人取引のご案内
価格変動リスクが企業経営を不安定にする
企業はその規模や業種にかかわらず、様々なリスクに直面しています。とくに近年では、石油、金属、農産物など、原材料価格の変動幅が著しく大きくなる価格変動リスクや、為替や株価の大幅な変動による金融リスクの増大が顕著化しています。これらの著しい価格変動は、計画以上の利益を生むこともあれば、逆に計画していた利益が確保できないばかりか、経営を脅かすような損失を発生させてしまうこともあります。
商品先物取引は、このようなリスクに対する保険機能(ヘッジ機能)を有しています。取引を十分理解し上手に活用することで、リスクを回避ないし軽減させたり、急激なインフレやデフレによる資産運用リスクを軽減させることが可能になるなど、安定した企業経営に役立ちます。
価格変動リスクから会社を守る
商品先物取引とは「将来の一定時期に、契約時に決めた商品の品質・価格で商品の受渡決済をする取引」です。つまり受渡日までにどのような価格変動があっても契約時の条件で取引できます。そのため多くの生産・加工・流通・販売業者が価格変動リスクによる損失の回避(リスクヘッジ)先として商品先物市場を利用しています。