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  51. 2018/08/13 日本経済新聞

STOCK VOICE「グローバルストラテジー」

このレポートは平成30年10月31日(水)STOCK-VOICE「東京マーケットワイド」(13:30~)で、弊社・菊川弘之が出演したものを概略としてまとめています。

1.菊川さんがお話されていたように、10月は株価が下落しましたね。今後の見通しは如何ですか?
 10月3日にNYダウが十字線で引けたこと、8月以降、NYダウが史上最高値を更新したにもかかわらず、NY金が横ばいを続けていた事、NYダウに2ヶ月程度先行するバルチック海運指数が貿易戦争を嫌気して下落していた事などから、10月4日レポートでNYダウの修正入りの可能性を指摘しました。
ただし、昨日(10/30)には、「一旦は下げ一服」と題して、株価は自律反発入りと書いています。これは、NY金が1250ドル水準で抵抗を受けて、上ヒゲが相次いでいた一方、日経225では下値ヒゲ形成が相次いでいた事に加えて、先週の放送でもお伝えしたように、上海出張で米中貿易戦争の行方に楽観的な見方をしている方々が多かった事などが背景です。
 報道では悲観的な見方が増えていますが、株式相場は反転していくと見ます。一旦、下げ一服して、中間選挙を待つような展開になるのではないか?中間選挙に大きなサプライズがなければ、市場の関心は米中首脳会談に向かう。
ここで。貿易問題で折り合いがつくと、米国-中国だけでな、米国-北朝鮮、日本-中国、日本-北朝鮮、日本-ロシアなどの関係がドミノ倒し的に好転し、東アジアの国際秩序に激変が起きる可能性もある。この場合は、年末・年始にかけてリスクオンが加速するだろう。
 一方、米中トップ会談が物別れとなるなら、欧州リスク・中東リスクも加わり、リスク回避が高まる可能性。現段階では、後者の確率は低いのではないか。
 ただし、NY株式市場は延命されれば延命されるほど、より大きな下落相場が控えると考える。一旦、リスクオンとなっても、NY金が8月安値を割り込むような下落にはならないだろう。

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