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  1. 2020/06/04 STOCK VOICE「東京マーケットワイド」
  2. 2020/06/04 2020/06/4 時事通信社「JIJI Gold Daily Report」
  3. 2020/06/04 日経新聞
  4. 2020/06/02 日経CNBC『昼エクスプレス』
  5. 2020/05/29 みんなのコモディティコラム(2020/05/28)
  6. 2020/05/28 STOCK VOICE「東京マーケットワイド」
  7. 2020/05/28 日経新聞
  8. 2020/05/25 日経CNBC『昼エクスプレス』
  9. 2020/05/20 STOCK VOICE「東京マーケットワイド」
  10. 2020/05/19 日経新聞
  11. 2020/05/19 日経CNBC『昼エクスプレス』
  12. 2020/05/18 時事通信社「アナリストの目」
  13. 2020/05/15 時事通信社「週間見通し」
  14. 2020/05/15 時事通信社「JIJI Gold Daily Report」
  15. 2020/05/14 日経新聞
  16. 2020/05/13 STOCK VOICE「東京マーケットワイド」
  17. 2020/05/11 STOCK VOICE「JPXデリバティブフォーカス」
  18. 2020/05/11 日経CNBC『昼エクスプレス』
  19. 2020/05/01 STOCK VOICE「東京マーケットワイド」
  20. 2020/04/28 日経CNBC『昼エクスプレス』
  21. 2020/04/28 日経新聞
  22. 2020/04/27 ラジオNIKKEI「私の原点」
  23. 2020/04/22 STOCK VOICE「東京マーケットワイド」
  24. 2020/04/21 みんなのコモディティコラム
  25. 2020/04/21 日経CNBC『昼エクスプレス』
  26. 2020/04/16 STOCK VOICE「東京マーケットワイド」
  27. 2020/04/15 日経新聞
  28. 2020/04/15 日経新聞
  29. 2020/04/14 日経CNBC『昼エクスプレス』
  30. 2020/04/07 日経CNBC『昼エクスプレス』
  31. 2020/04/06 Tokyo Financial Street
  32. 2020/04/03 時事通信社「JIJI Gold Daily Report」
  33. 2020/04/03 みんなのコモディティコラム
  34. 2020/04/01 時事通信社「アナリストの目」
  35. 2020/03/31 日経新聞
  36. 2020/03/31 日経CNBC『WRAP TODAY』
  37. 2020/03/27 日経CNBC『WRAP TODAY』
  38. 2020/03/27 日経新聞
  39. 2020/03/27 STOCK VOICE「東京マーケットワイド」
  40. 2020/03/24 日経CNBC『WRAP TODAY』
  41. 2020/03/19 STOCK VOICE「東京マーケットワイド」
  42. 2020/03/17 みんなのコモディティコラム
  43. 2020/03/17 日経CNBC『WRAP TODAY』
  44. 2020/03/17 時事通信社「JIJI Gold Daily Report」
  45. 2020/03/16 「TOCOMコモディティフォーカス」
  46. 2020/03/13 ラジオNIKKEI「マーケットトレンド」
  47. 2020/03/12 STOCK VOICE「東京マーケットワイド」
  48. 2020/03/10 日経CNBC『WRAP TODAY』
  49. 2020/03/09 みんなのコモディティコラム
  50. 2020/03/05 STOCK VOICE「東京マーケットワイド」
  51. 2020/03/04 みんなのコモディティコラム

STOCK VOICE「東京マーケットワイド」

このレポートは令和2年3月11日(水)STOCK-VOICE「東京マーケットワイド」(13:30~)で、弊社・菊川弘之が出演したものを概略としてまとめています。

1.  原油が暴落して、その後、金融パニック的な動きとなっていますね。この背景や今後の見通しは如何ですか?

 

2月「OPECプラス」の共同専門技術委員会(JTC)で日量60万バレルの追加減産を勧告。3月5日「OPEC臨時総会」では、市場予想を上回る日量150万バレルの追加減産で合意していたが、3月6日の「OPECプラス」会合で追加減産合意できず、に加えて、サウジ・ロシアがそれぞれ協調減産終了後の4月から増産すると示唆し、需要が新型ウィルス感染拡大で落ち込んでいる中、更なる供給増加で、需給悪化が意識された。

2014年末のOPEC総会でも協調減産決裂から、米シェール潰しもかねて、シェア獲得競争が始まり、2015年のチャイナショックを経て、2014年に1000ドル水準にあった原油価格が2016年2月には、26ドル台まで暴落した。この時の連想売りも入っている。

この時の反省もあり、2017年以降は、OPECに非加盟国のロシアを含めたOPECプラス体制での協調減産が始まり、減産順守率も高かったが、減産している間に、マーケットシェアを米国に奪われただけという不満も高かった。

「米シェールvsOPECプラス」だけでなく、「サウジvsロシア」という構図も出てきたが、丁度、サウジは皇太子拘束などで内政が不安定な時とも重なり、国内向きには、弱気な態度は見せられないというタイミングでもあった。政治的メンツが経済合理性を上回った可能性もあろう。

 IMFが発表している産油国の財政均衡価格は、サウジが83.6ドルで、プーチン大統領発言からロシアは42ドル前後と推測されている。サウジにとっては儲からない50ドル近辺では、ロシアは増産してシェアを獲得したい意向であった。

米国からは、ロシア石油大手の子会社が、ベネズエラの反米政権の原油輸出を支援したとして米政府の制裁対象とされていることへの不満もあり、シェール潰し・輸出シェア獲得競争に乗り出したかった中で良いタイミングとなった。

サウジと米国は、緊急電話会談を行ったようだが、今回の決定においては、今のところ、ロシアのプーチン大統領の狡猾さが勝った感触。

 ただし、30ドル割れの価格は、ロシアにとっても、望むものではなく、テクニカル的にも52週移動平均線との乖離率は、2016年2月の安値を付けた段階と同じ水準で、一旦は自律反発的なリバウンドがあってもおかしくはない。相関の高いNYダウは、依然として底打ち確認はできず、NY原油も底打ち確認はできない。今後、発表されるマクロ経済指標は世界各地で悪化が予想され、需要減少が予想される中、新たな協調合意か、大きな供給リスクが出てこないと、安値圏での保合シナリオも想定される。


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