今週のまとめ

貴金属週報(2020/03/27 16:12)

金,白金とも大暴騰

今週のレンジ(先限)
金  5147~5849円

 

白金 1959~2699円

 

1.新型コロナウィルス感染の動向

2.世界経済動向
3.株価・ドル動向

 


 今週のNY金(6月限)は、80ドルを超える大幅続伸でのスタート。米連邦準備理事会(FRB)が無制限の量的緩和(QE)を行うと発表した事で上昇するとテクニカル要因の買いも巻き込んで上昇した。翌日も流れは止まらず大幅続伸。QEの発表の買いの勢いはそのままにドル高が一服したことやアジア株に続いて、欧州株の上昇により金の換金売りの手じまいが出にくくなったことや、SPDRの保有金が大幅増となり短期、中長期の投資資金が金市場に再流入したことで1700ドル近い値段となった。25日はいったん利食い売りもあり反落するも、26日には欧州中央銀行(ECB)の国債購入と米国の失業保険申請件数が300万件を超える大幅増加と過去最大の発表を受けて、反発して引けるという値動きの大きな一週間となった。


 今週のNY白金(7月限)は、FRBが無制限の量的緩和(QE)を行うと発表したことや、金急伸を受けて続伸のスタートとなった。トランプ米大統領がニューヨーク州に大規模災害宣言を発令し、株安となり圧迫要因から一時600ドルを割り込む場面も見られたが600ドル割れの安値水準は買い拾われた。翌24日は大幅続伸、金が1700ドル近い値を付けたことで一段高。金に対する割安感や株高に支援され買いが集まると翌25日も続伸。米上院と政権幹部の新型コロナウイルスに対する大型景気対策の合意を受けた影響による株高やドル安を受け700ドルを突破。2日間で100ドル以上、上昇率約19%という大幅な上昇を見せた。26日は連日の上昇が一服すると反落、金の軟調や景気の先行き懸念を受けて売り優勢なった。

原油週報(2020/03/27 16:14)

もみあい

今週のレンジ(先限)
プラッツドバイ原油 23060~27740円

 

1.新型ウィルス感染動向

2.世界経済減速懸念
3.サウジアラビア、ロシア増産

 

今週のNY原油(5月限)は、先週までの大暴落によって売りが一巡し、買戻しが優勢となり反発スタートとなった。また、来月から増産の見通しを発表しているサウジアラビアに対して米国が特使を派遣し、今月の石油輸出機構(OPEC)加盟国と非加盟国の会合を機に始まった価格戦争に介入しようとしていることが支援要因となっている。翌24日も新型コロナウイルスによる世界的な経済活動の萎縮は変わらないものの、景気後退に備えドルの現金確保するリスク回避が一巡したことや米国が2兆ドルを超える米景気対策法案の成立見通しにより相場が押し上げられたことで続伸。その後26日は、安値では買い拾われてはいるものの、欧州や米国ではいまだに感染拡大が止まらないことや戦略備蓄(SPR)を積み増す財源が含まれないことで反落するという流れになった。

石油製品週報(2020/03/27 16:17)

もみ合い

今週のレンジ(先限)

バージガソリン 34640~38440円

 

 

バージ灯油   36450~39460円

1.新型肺炎感染動向

2.株価動向
3.製品在庫

 

石油連盟週報(3月5日~3月21日)によると、ガソリンの週末在庫は、前週比2.6%減の176万9723キロリットル。灯油在庫は、前週比0.9%減の139万1476キロリットル。週間原油処理量は、2.9%減の313万6648キロリットル。

資源エネルギー庁が25日発表した石油製品価格調査によると、23日現在のレギュラーガソリン1リットル当たりの小売価格(全国平均)は、前週比3.9円安の139.6円。9週連続の値下がりとなった。

トウモロコシ週報(2020/03/27 16:18)

上昇

今週のレンジ(先限)
とうもろこし 22970~23770円

 

1.新型肺炎動向

2.エタノール需要
3.南米の収穫動向

 

シカゴコーン(5月限)は小幅続落。他限月は概ね小反発だった。新型コロナウイルスの感染拡大による景気後退懸念を受けた原油価格の低迷により、エタノール需要が減少するとの観測が重石となっている。翌24日は、ここ最近の下落による下値警戒感や欧州株式市場の堅調な足取りに買いが優勢となり上昇。その後も引き続き原油価格が低迷していることからエタノール需要が減少していることでエタノール生産用の需要は減少しているものの、USDA発表の輸出成約高では大口成約が発表されるなど強気な内容だったことから相場は続伸した。

大豆週報(2020/03/27 16:19)

上昇

今週のレンジ(先限)
一般大豆 46000~46000円

 

1.中国向け成約動向

2.南米産大豆の需要
3.新型コロナウィルス

 

今週のシカゴ大豆(5月限)は、新型ウイルスの世界的な感染拡大が続きいたことで南米産の大豆の需要低迷に変わり、米国産大豆の輸出回復を促すとの見方が強まったことで大幅続伸のスタート。その後も南米産の大豆の輸出が滞るとの懸念から米国産大豆の需要増加に伴い上昇するも、25日には連日の上昇を受けて生産者からの売りや、利益確定の売りがみられ反落。26日も期近は続落も他限月では引き続き需要拡大の期待で小幅高となり、USDAの輸出成約高の発表も強気だったことから来週以降の価格も上昇する環境は続いている。

ゴム週報(2020/03/27 16:20)

下落

今週のレンジ(先限)
ゴムRSS3  146.3~156.1円

 


ゴムTSR20  132~134.4円

 

1.新型肺炎の感染拡大動向

2.中国自動車工場の再開動向

3.各国経済動向


東京RSS先限は、上海ゴムの大幅安や、アジア株の軟調による推移を受け3年7か月ぶりの安値まで崩れた。しかし翌24日はFRBの無制限の量的緩和策により金や原油が上昇した事を受けて買いが先行。翌25日もNYダウの暴騰に追随し買いが優勢、26日は一転、日経平均株価の大幅安に軒並み安い値段を付け、週末27日にかけても続落。円高や天然ゴム需要の減少から売りが優勢となった。新型コロナウイルスの感染拡大が世界的におさまらない上に自動車メーカーの工場の生産停止など足元のファンダメンタルズは引き続き弱い状況が続いている。


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