今週のまとめ

貴金属週報(2020/07/03 16:14)

金は小幅続伸、白金は反発

今週のレンジ(先限)
金 6022~6202円
白金 2725~2904円


1.新型コロナウィルス感染の動向
2.経済活動再開状況
3.アメリカ経済指標


NY金は先週末比で小幅続伸となった。新型コロナウイルス感染拡大によるリスク回避の動きから金が買われる一方、経済指標の改善でドルや株式も買われ金相場の上値を抑えた。
今週、米国での新型コロナウイルス感染者数が過去最多となり1日あたりの新規感染者数は5万人超、世界で累計感染者数1000万人超・死者も50万人超と感染拡大が止まらない状況で、リスク回避の金買いという環境は続いている。今週は二度史上最高値を更新し一時1807.7ドルを付けた。高値圏では利益確定売りも出やすい。2日の雇用統計は市場予想を上回る内容で金は一時下落したが、押し目買いや、新型コロナ感染再拡大懸念によるリスク回避の金買いで上昇に転じた。


今週のNY白金は反発。金堅調・株高につれ高したが、ドル高が圧迫要因となった。第2四半期の米自動車販売は前年同期比で急減したが、5月以降は減少幅が縮小し、底堅さが示された。ゼネラル・モーターズ(GM)の第2四半期の販売は34%減少した。ただ4月に35%減少したのち、5月と6月は約20%減少にとどまったとした。生産に関しては操業再開後、メーカーは減った在庫を回復させるため、生産を加速させている。また、中国の6月の自動車販売台数が前年比11%増の228万台になるとの見通しとのことで、生産台数・販売台数の回復は白金にとって下支え要因。

原油週報(2020/07/03 17:15)

反発

今週のレンジ(先限)
プラッツドバイ原油 26440~28780円


1.新型ウィルス感染動向
2.景気回復動向
3.石油施設備蓄余力

 

今週のNY原油は反発。需給の改善を示す指標や、良好な米経済指標による株価上昇を背景に反発した。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、過去最高を更新していた原油在庫が減少に転じたことで供給過剰の解消が近いとの期待感が高まった。米製油所稼働率は75.5%と低水準だが、コロナショック後は順調に上向いている。原油輸入量が日量596万9000バレルまで減少したことも在庫減に寄与した。ただ、今週、米国での新型コロナウイルス感染者数が過去最多となり1日あたりの新規感染者数は5万人超、世界で累計感染者数1000万人超・死者も50万人超と感染拡大が止まらず先行き不透明であること、中国が香港国家安全維持法を制定したことや、ウイグル人の人権問題で、中国と西側諸国の衝突が避けられないとみられていることは重し。

石油製品週報(2020/07/03 17:16)

ガソリンは反落、灯油は続伸

今週のレンジ(先限)
バージガソリン 36860~39400円
バージ灯油 39740~42200円


1.新型肺炎感染動向
2.株価動向
3.原油価格動向


今週はガソリンは反落、灯油は小幅続伸と、油種間でまちまちの動きとなった。東京都の新型コロナの新規感染者が3日に120人を超えたと伝わり、連日の100人超えで外出自粛ムードの強まりによりガソリン需要が減少するのではとの思惑が売りにつながったとの見方もあった。
石油連盟が発表した(6月21~27日)のガソリンの週末在庫は、前週比0.4%増の168万5019キロリットル。灯油在庫は2.4%増の179万7302キロリットル。週間原油処理量は、2.3%増の247万2422キロリットル。推定出荷量は、ガソリンが16.1%増の82万6177キロリットル。灯油が2.1倍の12万0533キロリットル。
資源エネルギー庁が1日発表した石油製品価格調査によると、29日現在のレギュラーガソリン1リットル当たりの小売価格(全国平均)は、前週比0.2円高の131.1円。7週連続の値上がり。灯油の全国小売価格は29日現在1リットル当たり、前週比0.1円高の78.3円。6週連続の値上がり。

トウモロコシ週報(2020/07/03 17:17)

大幅反発

今週のレンジ(先限)
とうもろこし


1.新型肺炎動向
2.エタノール需要
3.中国需要


今週のシカゴコーンは大幅反発。6月30日に発表された米農務省(USDA)発表の作付報告において今春の作付面積が3月末時点の作付以降から約500万エーカーもの縮小となったことが強気のサプライズとなり買い優勢となった。なお、同日発表された四半期在庫は事前予想を上回ったが、作付け面積のインパクトが強かったため、反応は限られた。週末は急伸した後での高値警戒感が強まり転売の手が広がった。USDA発表の6月25日までの週間純輸出成約高は、来年度積みまで含めて前週の53万8700トンを上回る62万3800トンだった。また、今年度の成約累計は4231万3500トンで前年同期の4891万5600トンを約13.5%下回っている。米農務省(USDA)は、20/21年度積み総計20万2000トンの中国向けのコーン大口成約を明らかにした。米エネルギー情報局(EIA)の週報で、6月26日までの週におけるエタノールの生産高は日量90万バレルで前週比で0.8%の増加となった。一方、エタノール在庫は2016万4000バレルで前週比4.1%の減少であった。 

大豆週報(2020/07/03 17:17)

反発

今週のレンジ(先限)
46000~46000円


1.中国向け成約動向
2.米産地の天候
3.主要国の経済活の緩和状況


今週のシカゴ大豆は反発。
6月30日に米農務省(USDA)が発表した今春の作付面積が事前予想を下回っていたことが買いを支援した。また、中国の強気な経済指標を受けて同国経済に対する楽観的な見方や、需要拡大期待が高まったこと、コーン市場の堅調な足取りも手伝って買い優勢となった。6月の財新中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が半年ぶりの高水準となったことを受けて同国の需要拡大期待が高まったほか、米産地での高温乾燥予測も強気要因となった。週末は、コーンと同様に米農務省(USDA)による今春の作付面積発表を受けた続伸後で、修正安の動きが広がった。USDA発表の週間純輸出成約高は100万トンを超える強気な内容で買いを支援したが、独立記念日の休場を控えていたことで、ポジション調整基調が高まるなか、売り優勢で運ばれた。今週、中国が香港国家安全維持法を制定したことや、ウイグル人の人権問題で、中国と西側諸国の衝突が避けられないとみられていることは重し。

ゴム週報(2020/07/03 17:18)

小幅反発

今週のレンジ(先限)
ゴムRSS3 152.5~155.9円
ゴムTSR20 129~131円


1.新型肺炎の感染拡大動向
2.中国自動車工場の再開動向
3.原油価格動向


今週の東京ゴムRSS3号は小幅反発。150~155円を中心としたレンジ相場が続いている。上海高や原油高でやや買い優勢となったが、今週発表された堅調な財新中国製造業購買担当者景気指数(PMI)や、中国の6月の自動車販売台数が前年比11%増の228万台になるとの見通しと伝わったことにも反応薄であった。新型コロナ感染拡大で投資家は慎重になっているとみられる。


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