今週の振り返り

貴金属週報(2020/09/18 16:50)

まちまち

今週のレンジ(先限)

金  6522~6708円
白金 3120~3304円


1.新型コロナウイルス感染動向
2.経済活動再開状況
3.アメリカ経済指標
4.米FOMC


NY金は先週末比で小幅続伸。FOMCはもちあい放れの材料にならず。
 世界的な新型コロナウイルス感染拡大の収束はまだ見通せないものの、ワクチン開発においては、英製薬アストラゼネカが中断していた臨床試験を再開したほか、米ファイザーは、新型コロナウイルス向けワクチンが米国で年末までに一般向けに配備される公算との見通しを示した。これらが市場にとってリスク選好の材料となり、ドル安となり、週前半の金相場を支えた。しかし、16日に公表された連邦公開市場委員会(FOMC)の内容が、市場の期待するほどのものではなかったとの見方から、パウエル議長の定例会見後はやや売らた。FOMCでは23年までのゼロ金利政策継続方針(フォワードガイダンス)が示されたが、24年~25年程度まではゼロ金利が続くことを見込む市場には「想定の範囲内の結果」と映ったようだ。金融緩和策がほぼ出尽くしとなっている中、期待される財政政策に関しパウエル議長もその重要性を訴えているが、追加対策について米議会は紛糾している現状、金市場からは冷めた反応が示された。ただ、長期的には、ゼロ金利長期化は金にとってポジティブであることは間違いないことから、下値では押し目買いも入り、結局は、ペナントのレンジを抜けることなく、もみ合い商状が続いている。


NY白金は反落
 週前半はプラチナ(白金)調査機関、ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル(WPIC)が報告公表した需給タイト見通しが支援材料となり上昇した前週の流れを引き継ぎ堅調に推移したものの、週後半にかけては株価の軟調や金の頭重い動きも嫌気され、17日時点では先週末比小反落。

 

原油週報(2020/09/18 16:51)

反発

今週のレンジ(先限)

プラッツドバイ原油 27060~29250円


1.新型ウィルス感染動向
2.OPECプラスの減産姿勢
3.ハリケーン『サリー』の動静


 今週のNY原油は反発。
 前週は世界的な石油需要の低下が一段と進むとの見方やサウジの販売価格引き下げなどが嫌気され急落したが、週明けは今月2個目のハリケーンがメキシコ湾岸に接近したことや、連邦公開市場委員会(FOMC)を15、16日に、石油輸出国機構(OPEC)などの産油国で構成する「OPECプラス」の共同閣僚監視委員会(JMMC)を17日に控えていたことにより追随売りが限定となり下げ渋った。FOMCの結果は意外感はなく材料視されなかったのの、ハリケーン『サリー』による海上油田停止の影響が当初想定よりも大きかったほか、JMMCが減産目標を順守していないイラクやナイジェリア、アラブ首長国連邦(UAE)に対し、協調減産順守を求めた事、相場が下落した場合、10月に臨時会合を開く意向を示したことが好感され、週後半にかけて上昇した。

 

石油製品週報(2020/09/18 16:53)

反発

今週のレンジ(先限)

バージガソリン 37400~40350円
バージ灯油 40360~43350円


1.新型肺炎感染動向
2.株価動向
3.原油価格動向


今週の石油製品は反発、原油につれ高。
 石油連盟が発表した原油・石油製品供給統計週報(6~12日)によると、元売りや商社が保有するガソリンの週末在庫は、前週比1.5%増の175万8318キロリットルだった。
灯油は1.8%増の265万0397キロリットル、軽油は3.0%減の158万9779キロリットル。
 週間原油処理量は、4.7%増の258万0955キロリットル。
 統計を基に算出した推定出荷量は、ガソリンが20.1%減の79万3895キロリットル。
灯油が15.7%増の10万2775キロリットル、軽油は3.8%減の60万5001キロリットルとなった。
 資源エネルギー庁が16日発表した石油製品価格調査によると、14日現在のレギュラーガソリン1リットル当たりの小売価格(全国平均)は、前週比0.3円高の135.8円だった。
2週連続の値上がりとなった。

トウモロコシ週報(2020/09/18 16:54)

続伸

今週のレンジ(先限)

とうもろこし 23570~24040円

1.中国向け大口成約
2.米国産地の成熟期収穫期の天候
3.ドイツでアフリカ豚熱発生
4.買い越しに転じたファンドポジション

今週のシカゴとうもろこしは続伸。
 中心限月12月限の17日終値374.75セントは、6か月ぶりの高値。8月の安値から50セント以上上昇しているにもかかわらず、中国をはじめとした世界の需要国からの米国産とうもろこし成約ラッシュが続いている。米農務省が発表した最新の週間輸出成約統計では、今年度のとうもろこし輸出成約高累計は世界全体で2046万トンと前年同時期の865万トンの2.3倍以上となっている。そのうち中国向けの成約は924万トンと全体の4割強を占める(同国の前年同時期の成約量はわずか6万トン)。先週11日の農務省需給報告では、単収の引き下げによる生産高見通しの下方修正が主な要因として需給見通しは引き締まり方向に修正されたが、同省は中国の今年度のとうもろこし輸入量(米国以外の生産国も含む)は700万トンを見込んでいた。既に米国産の成約だけでこれを大きく上回っている現状から、市場では来月の需給報告で米国産輸出需要上方修正は必至との見方が出ている。日本向けも今年は成約ペースが早く。現時点の成約累計は220万トンと前年の108万トンを大きく上回っている。
 また、ドイツでイノシシからアフリカ豚熱(ASF)が発見されたことも、豚肉需要が米国産に向かい米国内の飼料需要が一段と高まるとの見方も買い要因となっていた。米国産地は収穫期にあるため、ハーベストプレッシャーの掛かりやすい時期に入り上値を抑制するとの見方がある一方、CFTC建玉明細によれば、シカゴ市場の大口投機筋は今年の天候相場期に一貫して売り越しにあったポジションを今月に入り買い越しに転じ、買い越し幅を増やしている。
 

大豆週報(2020/09/18 16:55)

続伸

今週のレンジ(先限)

大豆 46000~46000円


1.中国向け成約動向
2.米産地の天気
3.


今週のシカゴ大豆は続伸。
中心限月の11月限の17日終値1027.75セントは2年3か月ぶりの高値。
11日に米農務省から公表された9月の需給報告は市場予想を上回る修正はなく概ね中立要因。輸出需要が据え置かれたが、中国向け輸出成約ペースが史上最速ペースで進んでおり、今週も連日のように中国向けを中心とした大口輸出成約の報告が続いており、今後同需要は上方修正含みと考えられる。新穀の南米産大豆の出回りは来年2月、3月にからのため、それまでは米国産大豆が貿易市場で競争力を持つと見られている。
 今週15日に発表された全米油糧種子加工業協会(NOPA)の月間搾油量報告が市場予想を下回ったこと、ファンドの買い越しポジションが高水準(19万枚超)にあることへの警戒感など、一部弱気材料と受け止められる材料も散見されたが、一部産地の急激な気温低下などもあり、週後半にかけ騰勢を強める強い値動きとなった。

 

ゴム週報(2020/09/18 17:05)

反発

今週のレンジ(先限)

ゴムRSS3 175.1~190.5円
ゴムTSR20 150~150円


1.新型肺炎の感染拡大動向
2.原油価格
3.産地価格

 

今週のゴムRSS3号は反発。
中国国家統計局が15日に発表した8月の小売売上高は前年同月比0.5%増となり、新型コロナウイルス禍となって以降、はじめて前年同月を上回った。特に自動車は同11.8%増とけん引役となった。また、同時に発表された8月の鉱工業生産は、前年同月比5.6%増となった。内訳をみると、自動車が同7.6%となっている。これらの背景は政府支援によるところが大きいとされるが、上海ゴム相場が堅調に推移したこともあり、RSS3号もこれに追随した。


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