今週のまとめ

貴金属週報(2019/11/15 16:20)

金と白金ともに反発

今週のレンジ(先限)
金  5067~5161円
白金 3046~3193円

 


1.米中貿易協議の行方
2.香港動向
3.株価・ドル動向


 今週のNY金(12月限)は、香港デモに対する懸念による株安を受けて堅調となる場面もあったが、米中の通商協議の進展期待などを受けて戻りを売られると、時間外取引の安値を割り込み、テクニカル要因の売りが出て下げ幅を拡大して始まった。
12日には、1446.2ドルまで下落し、8月2日以来の安値をつけたが、 トランプ大統領が「中国との合意がなければ関税を引き上げる」と述べたことや、「FRBの利下げのペースが遅すぎる」との発言で、終値ベースで1450ドルを回復する切り返しとなった。
その後、米中の通商協議に対する懸念や香港でのデモ激化などを受けて堅調となった。香港の金融街の中環(セントラル)などでデモが行われ、交通機関が一部運休となり、学校の休校や企業の業務休止が相次いだ。
週末にかけて、米中の通商協議に対する懸念などを背景にドル安に振れたことや。中国の10月の工業生産高など主要経済統計が総じて低調だった事などから続伸した。

 

 今週のNY白金(1月限)は、米中通商協議の進展期待などを受けて戻りを売られたNY金に追随して、下げ幅拡大で始まった。
12日には、支持線だった10月安値を割り込み下げ加速。867.8ドルまで下値を切り下げた。ただし、トランプ大統領が「中国との合意がなければ関税を引き上げる」と述べたことや、「FRBの利下げのペースが遅すぎる」との発言で、NY金が底打ち反転したことで、NY白金も週末にかけて、下げ止まりの展開となった。

原油週報(2019/11/15 16:21)

レンジ相場

今週のレンジ(先限)
プラッツドバイ原油 37620~39220円

 

1.米中通商協議の行方
2.世界的な景気減速懸念
3.OPEC総会に向けた協調減産動向

 


 今週のNY原油(12月限)は、ベテランズデーで薄商いの中、イランで大規模な油田が見つかったと発表されたことや、追加減産期待の後退などが嫌気された一方で、米中通商協議が第1段階目の合意に近づいているとみられることが相場を支え、押し目を買われて始まった。
トランプ大統領が、米中貿易協議について「もうすぐ合意する可能性がある」と述べた事や、「石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国が協調減産を2020年も続ける」との報道を受け、買いが先行する場面もあったが、米中貿易協議の行方を見極めたいとして方向感に欠ける中、200日移動平均線で上値は抑えられた。
OPEC月報で来年のOPEC非加盟国の原油生産見通しを引き下げた事を好感して上昇する場面もあったが、米エネルギー情報局(EIA)週間在庫統計で、原油在庫が市場予想以上に増えた事が嫌気された。在庫増は3週連続。米国の製油所稼働率は上向いているものの、米原油生産量が前週比20万バレル増の日量1280万バレルと過去最高水準を更新したことが在庫の積み増しにつながった。ガソリン在庫は市場予想に反して増加した。週を通して、値動きは収れんし、狭いレンジ相場となった。

 

石油製品週報(2019/11/15 16:21)

レンジ相場継続

今週のレンジ(先限)
バージガソリン 51380~52880円
バージ灯油   54990~56430円

 


1.米中貿易協議
2.景気減速懸念
3.定期修理

 


 今週の石油製品市場は、海外原油市場に追随して小動きとなった。


 石油連盟週報(3~9日)によると、ガソリンの週末在庫は、前週比1.8%増の154万5753キロリットル。灯油在庫は1.2%増の285万0061キロリットル。
 週間原油処理量は、1.6%増の330万6786キロリットル。
出荷量は、ガソリンが11.1%増の81万9407キロリットル。灯油は26.4%増の22万8317キロリットル。

 

トウモロコシ週報(2019/11/15 16:22)

小反落

今週のレンジ(先限)
とうもろこし 22680~23740円

 


1.輸出高
2.米産地収穫見通し
3.米中通商協議

 


 シカゴコーン(12月限)は、USDAの月例需給報告で19/20年度のイールドの引き下げで反発377.25ドル(11/9清算値)となった。買い優勢となった後、大豆市場の軟化も受け手じまい売りが主体となったことで軟化した。
 USDAの週間輸出検証高報告は中立的な内容だったが、米プレーンでの低温による影響の懸念で小麦市場が大幅高となり追随高となり378.00ドル(11/12高値)を付けた。小麦市場が寒波に対する懸念が弱まり反落したことが弱材料となり下落。収穫も大半終わり生産量が大幅変更なしという事も弱気要因になった。
 収穫が進行する見通しは弱材料だが、エタノール増産の一方で在庫が減少したことが支援材料となり、375.75ドル(11/14清算値)で引けた。

 

大豆週報(2019/11/15 16:27)

まちまち

今週のレンジ(先限)
一般大豆 48900~48900円

 

 

1.米中貿易協議
2.米国産大豆需要増加
3.輸出成約高

 

 シカゴ大豆(11月限)は、トランプ発言で米中貿易協議の進展に対する見通しが不透明感となったことが弱材料となり一時9/30以来の安値水準904.25ドル(11/11安値)をつけ続落して始まった。トランプ大統領の演説を控える中様子見の動きで方向性にかけ小幅まちまちの動きになった。
 トランプ大統領の演説において、米国と中国は第一段階の部分合意に近づいているとしながらも、一方で合意しなければ大幅に関税を引き上げると述べたことで下落した。
 米中の通商協議に対する見通しは懸念が残るものの、中国が大量に大豆を購入したと伝えられたことが強気要因となり反発900.25ドル(11/14清算値)で終わった。

 

ゴム週報(2019/11/15 16:27)

続伸

今週のレンジ(先限)
ゴムRSS3  176.2~184円
ゴムTSR20 148.9~149.1円

 


1.米中貿易協議
2.タイ農民支援策
3.原油価格(地政学リスク)

 


 東京RSS先限は、米中通商協議の期待感で反発178.5円(11/11清算値)を付けた。上海ゴムのうごきにつれ買いが優勢となり堅調な動き。株式市場の上昇に追随し続伸も米中貿易協議の楽観的な見方は後退している。
 中国の経済指標は予想をを下回る内容だがゴム市場は上伸している。上海夜間高を受け買いが先行し7/29以来となる184.0円(11/15高値)を付けたが引けにかけ売りが優勢になり182.0円(11/15清算値)で引けた


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