今週のまとめ

貴金属週報(2020/02/14 17:03)

金はもみ合い、白金はパラジウム供給不足が下支え

今週のレンジ(先限)
金  5450~5539円
白金 3321~3486円

 


1.新型コロナウィルス感染の動向
2.米大統領選挙・中東情勢
3.株価・ドル動向


 今週のNY金(4月限)は、中国での新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず景気減速ペースが加速する見通しとの事から、1579.5ドル(2/10清算値)と続伸してスタートした。なお新型肺炎により営業が困難になっている中国企業の資金繰りが悪化し債務不履行の拡大の危惧もされている。翌11日は引き続き押し目が買われたものの、新型肺炎が2月にピークを迎え4月ごろに終息する可能性があるとの予想から株高に振れたことで利食い売りが出る場面もあった。しかし、12日に中国当局が新型コロナウイルスの感染者が1万5152件増加したと発表されると、株安を背景に再び買われ1581.7ドル(2/13高値)まで価格を押し上げた。ここ最近の米経済発表は好調で、NYダウも最高値更新する場面もあったが、引き続き中国の新型ウイルスによる経済への影響に注目が集まりそうだ。

 

 今週のNY白金(4月限)は新型コロナウイルスの感染拡大していることにより、自動車販売の減少に伴う工業用需要の縮小が警戒されていることにより反落し966.9ドル(2/10清算値)でスタートした。また、新型肺炎により部品の供給網への影響も懸念され、中国からの部品調達が世界各国の製造業の足かせになることも不安視されている。その後は新型コロナウイルスの終息予想を出す中、株高に振れて金軟調によりつれ安となる場面もあったがジョンソンマッセイ(JM社)の供給不足拡大見通しが下支えとなった。13日は再び中国で新型コロナウイルスの感染基準の見直しが行われ、感染者が急増し、金が堅調に推移したことや、パラジウムの上昇も受けて974.7ドル(2/13清算値)と反発して引けた。

原油週報(2020/02/07 16:46)

50ドル以下は買い拾われる

今週のレンジ(先限)
プラッツドバイ原油 35520~37740円

 

1.米大統領選挙
2.産油国の協調減産拡大・延長
3.新型ウィルス感染動向

 

 今週のNY原油(3月限)は、新型肺炎の拡大を受けて、中国の原油需要が減っていると伝わり、売り優勢で始まった。国営石油会社の中国石油化工集団(シノペック)は、今月の処理能力を日量で約60万バレル削減すると発表。独立系の石油企業が集中する中国の山東省でも、石油製品の減産が続く見通し。
多くの中国企業は営業再開を当面見合わせることから景気減速が加速し、石油需要減少見通しが嫌気された。中国は世界最大の原油の輸入国で、石油消費量は世界最大の米国に次ぐ。中国の石油需要は日量1000万バレル超の規模で、世界全体の約1割を占める。
4日に終値ベースで、心理的節目50ドルを割り込んだものの、新型コロナウイルスについて、英国でワクチン開発に大きな進展があったと伝わったほか、中国の浙江大学が有効な治療薬を発見したと報道されたことから需要下振れ見通しが和らぎ、翌日(2/5)には50ドル台を回復した。石油輸出国機構(OPEC)プラスが追加減産で合意すると想定されていることも支援要因となった。
一方、米エネルギー情報局(EIA)週報で原油在庫が増加したことは上値抑制要因。製油所稼働率は前週比0.2%増の87.4%。米原油生産量は前週比10万バレル減の1290万バレル。石油製品需要は日量2083万5000バレルと底堅く、石油製品在庫の取り崩しにつながった。
ADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数が前月から29万1000人増え、市場予想(15万人増)を大幅に上回った。米ISM非製造業景況感指数も市場予想を上回り、米中貿易交渉の進展期待に加え、主要米株価指数が史上最高値更新した事や、OPECプラスが減産目標の拡大を目指していることが相場を押し上げた。
ただ、予定を延長して3日目も行われたOPECプラスの共同技術委員会(JTC)では、日量60万バレルの減産規模拡大が提案されたが、減産に否定的なロシアが同意を引き続き見送っていると伝わっており、上値は重かった。

石油製品週報(2020/02/07 16:46)

底打ち・反発

今週のレンジ(先限)

バージガソリン 49000~51710円
バージ灯油   51140~53890円

 

1.新型肺炎感染動向
2.株価動向
3.製品在庫


今週の石油製品市場は、海外原油市場の下げ止まりと円安ドル高を受けて反発。

石油連盟週報(1月26日~2月1日)によると、ガソリンの週末在庫は、前週比0.9%増の181万1192キロリットル。灯油在庫は2.4%減の203万9205キロリットル。週間原油処理量は、2.0%減の334万7139キロリットル。推定出荷量は、ガソリンが0.2%減の81万0915キロリットル、灯油が5.2%減の37万1172キロリットル。

資源エネルギー庁が5日発表した石油製品価格調査によると、3日現在のレギュラーガソリン1リットル当たりの小売価格(全国平均)は、前週比0.3円安の151.2円。2週連続の値下がりとなった。

灯油の全国小売価格は3日現在、1リットル当たり、前週比0.2円安の94.7円。13週間ぶりの値上がり。

トウモロコシ週報(2020/02/07 16:47)

レンジ相場継続

今週のレンジ(先限)
とうもろこし 23470~23970円

 

1.新型肺炎動向
2.大豆、小麦の価格動向
3.南米の収穫動向

 

 シカゴコーン(3月限)は、中国発の新型コロナウィルス感染拡大懸念を受けたアジア株式市場の軟調な足取りが売りを呼ぶ要因となった。また、輸出検証高報告が前週を下回ったことも弱材料。
ただ、価格が下落したところでは輸出用需要が拡大するとの見方が根強く、新型コロナウィルスのワクチン開発期待を受けた欧米株式市場の堅調な足取りに伴うドル高が重石となったが、週間エタノール生産量が増加する一方で在庫が減少していたうえ、翌日に米農務省(USDA)週間純輸出成約高の発表を控えるなか、輸出拡大が期待されていることが支援要因となったため、下げ幅は限られた。
週間純輸出成約高は前週に続いて100万トン台の大台を記録するなど、強気な内容だったにもかかわらず、欧米株式市場の堅調な足取りに伴うドル高を受けて今後の輸出見通しに不透明感が強まったとの見方が弱材料となり、終値ベースで380セントを割り込んだ。週を通し、上値も下値も限定的な狭いレンジ相場継続となった。

大豆週報(2020/02/14 17:18)

上昇

今週のレンジ(先限)
一般大豆 48900~48900円

 


1.中国向け成約動向
2.南米ブラジルの天候
3.新型コロナウィルス

 

 

今週のシカゴ大豆(3月限)はUSDAの需給報告を控えている中で、前日の安値を下回らなかったことと値ごろ感から買戻しが優勢となり、884.25ドル(2/10清算値)と上昇してスタートした。USDA月例需給報告が発表されると米国の19/20年度の輸出量予測の引き上げ、並びに中国の輸入量予測の上方修正を好感した買いが見られる一方、高値では転売が膨らんだことから一気に値を落とし、878.00セントの安値まで値を落とした。その後も 新型コロナウィルスに対する懸念が後退したことが買いを支援した。アジアに続いて\欧米株式市場が堅調に推移したうえ、原油市場の堅調な足取りも手伝って買いの手が広がった。1月30日以来の高値まで上昇した後、高値付近で取引を終了。13日も新型コロナウイルスに対する懸念が後退したことや金・エネルギー市場が堅調な動きも手伝って続伸して引けた。

 

ゴム週報(2020/02/14 17:14)

上昇

週のレンジ(先限)
ゴムRSS3  175.4~184.5円

ゴムTSR20  152.8~159.5円

 


1.新型肺炎の感染拡大動向
2.中国自動車工場の再開動向
3.タイ産地の乾季入り


東京RSS先限は、国内が飛び石連休の谷間で様子見状態ながら小幅上昇のスタートとなった。連休明けの12日も国内休み中の上海ゴムが上昇したことを受けて買いが先行して上昇した。13日には新型コロナウイルスの感染拡大が鈍化しているとの報道を受けさらに上昇。特に期近限月はこれまでの出遅れ感から暴騰する動きとなった。週末にかけても買いの流れは続き182円90銭(2/14終値)と上昇の動きのまま終えた。

 


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