今週の振り返り

貴金属週報(2021/07/21 18:39)

軟調

今週のレンジ(先限)
金 6322~6468円
白金3726~4007円

 

1.新型コロナワクチン接種進展に伴う景気回復期待
2.米長期金利の上昇一服
3.米国のテーパリング議論

 新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大で、世界経済の回復をめぐる不透明感の高まりから、米株式市場が大幅続落で始まった今週の各市場は米国債市場が買われる(利回りは低下)一方で、リスクオフムードから商品全般にはアゲインストの風向きが続いた。そうした中で金は比較的安全資産との側面から1800ドルを若干上回る水準を維持する底固さを見せるものの、銀や白金は株価が反発した局面でも戻り足が鈍く軟調な地合いが続く。
 東京五輪開幕の祝日移動で今週は3日間のみの取引となった国内市場は為替がやはり安全通貨のひとつとして円が強含みだったことも圧迫要因となった。

 

 

原油週報(2021/07/21 18:52)

急落

1.新型コロナウイルス変異種拡大
2.OPECプラスの減産姿勢
3.米国・イラン協議の行方

 

今週のレンジ(先限)

プラッツドバイ原油42860~47450円

 

 石油輸出国機構(OPEC)プラスは7月18日、オンラインで閣僚級会合を開き、協調減産の段階的な縮小で合意した。8月以降は毎月、減産幅を日量40万バレルずつ縮小する。
 当初7月1日に開く予定だった同会合が、アラブ首長国連邦(UAE)が協調減産の8カ月延長案を拒否したため、延期・中止されていた。
 今回の合意で2022年5月から一部の国の基準生産量を見直し、合計約163万バレル余り増やすことも決めた。UAEは316.8万バレルから350万バレルに引き上げる。イラクとクウェートは15万バレルずつ増やし、サウジとロシアはそれぞれ50万バレル多い1150万バレルとする。

 この正式合意を受けて、週明けの原油市場は急落。新型コロナウイルスデルタ株の感染拡大も警戒され、NY原油は一時65ドル台前半に沈んだ。急落後の20日の終値は反発したものの、季節的にはこれから秋にかけては原油相場は重くなりやすい時期でもあり、コロナ後の需要回復を見込んで70ドル台後半にまで急上昇した後の相場だけに一旦調整色を強める展開もありそうだ。

 

石油製品週報(2021/07/21 18:57)

急落

今週のレンジ(先限)
バージガソリン56580~61730円
バージ灯油59000~62180円

1.新型コロナワクチン接種動向
2.株価動向
3.原油価格動向


今週の東京石油製品相場は原油安と円高が響き大幅安。しかし、国内小売石油製品価格は上昇継続。
資源エネルギー庁が21日発表した石油製品価格調査によると、19日現在のレギュラーガソリン1リットル当たりの小売価格(全国平均)は、前週比0.3円高の158.3円。7週連続の値上がり。

灯油の全国小売価格は19日現在1リットル当たり、前週比0.3円高の97.4円。33週連続値上がり。

トウモロコシ週報(2021/07/21 19:09)

一進一退

今週のレンジ(先限)
とうもろこし34100~35190円

 

 

1.米国の天候、産地の生育動向
2.大量に買い玉を保有する大口投機筋の動向
3.世界的な穀物供給のひっ迫感

 今週の国内トウモロコシ相場は一進一退。シカゴ市場は天候相場真っ盛りだが、地域によってばらつきがあり、需給がひっ迫気味の中、農務省が見込む過去最高のトレンドイールドを確保できるとの決定打が打ち出せない状況。
 今週の農務省の週間統計では、米国のトウモロコシの作況指数は「優」「良」の占める割合が65%と、アナリスト予想を1ポイント下回っていた。

 

大豆週報(2021/07/21 19:16)

堅調

今週のレンジ(先限)
大豆 60000~60000円


1.米国生育期の天候
2.大口投機筋のポジション
3.危機的な米国期末在庫見通し

 指標のシカゴ市場は大豆にとって最も重要な生育期である8月を控え堅調地合いを継続している。産地の天候推移を見守る中、今週の農務省の週間統計によると、米国の大豆の作況指数は「優」「良」の占める割合が60%と、前週から1ポイント上昇し、アナリスト予想の範囲内だったが、前年同期(69%)は下回った。

 OSEの大豆先物は取引成立が全くない状態が続いているが、今週月曜日に取引所は全限月の清算値を4000円引き上げ6万円とした。

ゴム週報(2021/07/21 19:03)

軟調

今週のレンジ(先限)

ゴムRSS3 206~218円
ゴムTSR20 179~183円

1.減産期明け(タイ)
2.原油・産地価格
3.新型コロナウイルス感染動向


 ロングウィークエンドで3営業日しか取引のない中、RSS3号は先週末週明けの原油相場の急落、上海ゴム相場相場の下落で軟調に始まったが、連休を控えた21日になってようやく買戻しで小反発した。

TSRは出会いなしながら、21日に清算値を4円引き下げた。


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