今週のまとめ | レポート・市況

貴金属週報(2018/07/13 17:12)

金・白金は小幅安

今週のレンジ(先限)
金  4443~4509円
白金 2959~3059円

1.中東情勢
2.貿易協議
3.利上げベース

 今週のNY金(8月限)は、ユーロ高を受けて堅調となり小反発して始まった。その後、英外相辞任や英鉱工業生産指数の低下を受けてポンドが軟調となり、ドル高に振れたことが圧迫要因になり反落。また、トランプ大統領が中国から輸入する2000億ドル相当の製品に追加関税を課す用意があると報じられると、商品市場全般安に金も追随した。週中盤は、予想以上の米生産者物価指数(PPI)を受けてドル高となると、売りが先行して一段安となり、大きく下落。ハト派のエバンスシカゴ連銀総裁の利上げを認める発言もドル高・NY金売り要因となった。週末にかけて、6月の米消費者物価指数(CPI)が前月比で事前予想を下回ったことが支援要因となり、反発した。ただ米連邦準備理事会(FRB)が年内あと2回利上げとの見通しに変わりはなく、上値は限られた。
 東京金は、続伸。NY金は軟調だったが、円安の進行に支援された。

 今週のNY白金(10月限)は、ユーロ高を受けて堅調に始まった。その後、ポンド主導でドル高に振れたことを受けて上げ一服となると、ドル高がさらに進行したことから軟調推移。週中盤は、米国の対中追加関税を受けて軟調となったが、売り一巡後は買い戻されて下げが一服。予想以上の米生産者物価指数(PPI)を受けてドル高に振れると、再度、戻りを売られて一段安となった。その後は、ユーロの底堅い値動きを受けて下げ一服となったあと、予想以下の米消費者物価指数(CPI)や株高を受けて堅調となり、大きく反発した。
 東京白金は、反発。NY白金の小幅安も、円安進行に支援された。

 

原油週報(2018/07/13 17:13)

大幅続落

今週のレンジ(先限)
プラッツドバイ原油 48520~51880円

1.中東・ベネズエラ・カナダオイルサンド
2.金融市場の動向
3.保護貿易戦争

 今週のNY原油(8月限)は、カナダのオイルサンド開発大手の操業停止や、政情不安を背景としたリビア産原油の供給停止が続く中、米国の経済制裁を受けてイラン産の原油も減る見込みで、需給が引き締まる可能性が改めて意識された一方、米シェール企業が生産を増やすとの見方や、イランからの供給減をサウジアラビアやロシアの増産が補うとの見方に上値を抑えられて、小幅続伸で始まった。その後、ノルウェーの油田で労働者のストが予定されており、供給減の思惑から欧州の指標である北海ブレント先物が10日に上昇したことや、政情が不安定なリビアで供給停止が続き、カナダのオイルサンド開発大手も操業を停止している事を受けて続伸した。
 ただ、ポンペオ米国務長官が10日、トランプ米政権が各国に要請しているイラン産原油の禁輸について一部の国の免除を検討していると述べたと伝わると伸び悩んだ。週中盤は、米中貿易摩擦への警戒感が再燃し、世界景気の減速や、中国が米国産原油に関税を課すことへの懸念から売りが加速し、さらにリビアで閉鎖されていた石油輸出港の操業が再開したと伝わり、石油輸出国機構(OPEC)月報で、加盟国の6月の生産量が増えていたことも売りを誘って、急反落した。その後も、売りが続いたものの、イランやベネズエラなどの原油供給減を補うためにサウジなどが増産に動いているが、IEA月報で供給余力が「限界に近づくかもしれない」との見解が示された事で、下値は限られた。

 東京市場は、小幅続落。上昇して始まったが、NY原油大幅安を受けて下落に転じた。ただ円安に下支えられて、押し目は買い拾われた。

 

石油製品週報(2018/07/13 17:14)

続落

今週のレンジ(先限)
バージガソリン 61230~64440円
バージ灯油   66790~69840円

1.米中貿易問題
2.株価・為替動向
3.気温・在庫

 今週の東京石油製品市場は、海外原油が大きく切り返したことを受けて上昇して始まった後、海外原油が上昇したことや、円安の支援を受けて、上値を伸ばした。しかし、米国の中国からの輸入に対する追加関税の発表などで、海外原油が軟調となり、一時1ドル=110円台後半まで円高に振れたことにも圧迫された。世界的な貿易戦争悪化懸念や、リビア原油生産再開の報道で海外原油が急落すると、東京石油製品も大きく下落した。週末は、円安と海外原油安の強弱材料を受けて小動きとなった。

 石油連盟週報(7月1日~7月7日)によると、週末在庫は、ガソリンが、前週比9.4%減の145万5840キロリットル。灯油が、前週比1.8%減の151万2191キロリットル。週間原油処理量は、11.1%増の313万0879キロリットル。出荷量は、ガソリンが19.3%増の103万0467キロリットル。灯油が46.0%増の12万3379キロリットル。

 資源エネルギー庁が発表した石油製品価格調査によると、7月11日現在のレギュラーガソリン1リットル当たりの小売価格(全国平均)は、前週比0.2円高の152.0円。5週ぶりの値上がり。

 

トウモロコシ週報(2018/07/13 17:14)

大幅反落

今週のレンジ(先限)
とうもろこし 22860~24050円

1.北米生育動向
2.小麦相場
3.作付面積・四半期在庫

 今週のシカゴコーン(12月限)は、大幅反発となった前週末の直後の取引となったことで利益確定のための売りが見られたことや、大豆の大幅安、米コーンベルトでの順調な生育見通しが弱材料となり、反落して始まった。9日の引け後に発表された8日現在の作柄報告で良以上が75%となり、2週連続で1ポイント低下となったが、前年の65%を大幅に上回り、生育は順調との見方は揺らがなかったことも弱材料となり軟調推移が続いた。
週中盤は、米中間の通商問題の激化に加え、12日発表のUSDA需給報告における生産量の上方修正観測が重石となるなか、売り優勢の展開が続いた。12日発表のUSDAの需給報告で18/19年度の米国の生産量上方修正が弱材料となったほか、大豆の下落を映した売りが見られ、一時は前日安値を割り込んで一代の安値を更新する場面が見られが、世界生産量が大きく引き下げられた小麦市場が大きく上昇したことを映した買いが見られたほか、材料織り込み感が強まって買い戻す動きが膨らみ大きく上昇に転じた。
 東京市場も、続落。シカゴコーン大幅安に連れて下落した。

 

大豆週報(2018/07/13 17:15)

大幅反落

今週のレンジ(先限)
一般大豆 45000~47000円

1.金融市場の動向
2.作付面積・四半期在庫
3.米中貿易摩擦

 今週のシカゴ大豆(11月限)は、前週末に大幅反発した後の反動から転売が先行したことや、米中間の通商問題が米国の大豆輸出や世界経済に与える影響を懸念した資金流出の動きが見られ、反落して始まった。週間作物進度報告の発表を控えるなか、米コーンベルトでの順調な生育見通しが強まったことも弱材料となった。その後、9日の引け後に発表された作柄報告が順調な生育を示す数字であったことを受けて売り優勢状態が続いき軟調となった。週中盤は、米トランプ政権が中国製品6031品目に対し10%の追加関税案を公表し、これに中国が報復措置を講じる可能性が懸念されるなか売り優勢となり大幅yすとなったあと、米農務省(USDA)発表の需給報告において米国の18/19年度の輸出量予測が大幅下方修正されたことが手掛かりとなって売られ、11月限は一時は一代の安値を更新した。ただ、これで弱材料に織り込み感が強まったことや、小麦高、コーン高を映した買いが見られたことで下げ幅を縮小した。

 東京市場は、反発。商いはここ最近と比べると多かった。週末に大きく上昇した。

 

ゴム週報(2018/07/13 17:15)

小反発

今週のレンジ(先限)
ゴム 169~176円

1.中国経済・非鉄・原油動向
2.世界的な紡績戦争の行方
3.生産国の市況対策動向

 今週の東京ゴム先限は、上海、シンガポールゴム高、アジア株の上昇を背景に買い優勢となり、上昇して始まった。しかし、上海ゴムが軟調となると、薄商いの中、売りが先行する展開となり反落。その後も、上海安や、米中貿易摩擦の激化を受けて、下げ幅拡大。ただし、閑散商いの中、心理的節目170円が下値支持として意識され、下げ一服となった。

レポート
TOPへ