今週のまとめ | レポート・市況

貴金属週報(2017/01/20 15:33)

NY金・白金は調整安、東京金は円安を好感

今週のレンジ(先限)
金  4383~4435円
白金 3513~3612円


1.トランプ政権の通貨政策
2.商品指数ファンドのリバランス
3.新興国通貨・株価動向


 米3連休明けの今週は、メイ英首相演説では移民規制を重視し、EU単一市場からの撤退を表明したが、「最終案は議会で採決」との言及が市場に安心感をもたらし、ポンドは噂で売って事実で買うといった展開となり、メイ演説を警戒した円高ドル安の動きは一服したものの、トランプ次期米大統領が米WSJ紙とのインタビューでドル高に警戒感を示した事で、ドル売りが進み、NY金(2月限)は、1200ドルを突破、急伸して始まった。
 イエレン議長の講演で「FRBは2つの目標に接近」と述べたことをきっかけに、ドル買いが加速、NY金は反落。ECB総裁の景気減速懸念や、ムニューチン氏の公聴会での「長期的にドルは魅力的」発言も材料視され、続落となった。
 東京市場は、海外安も円安が相殺して、週末にかけて下値を切り上げる展開となった。

 NY白金(4月限)は、ドル安・原油高の加速や金の上値追いで11月10日以来の高値に続伸したものの、英国の単一市場離脱方針や株安が圧迫し反落して始まった。イエレン議長発言や、ムニューチン次期財務庁長官発言に伴うドル高で続落。NY株価の上値の重さも一因。
 東京市場は、円安がサポートも、海外安の影響が強く、1月12日高値を起点とした下降トレンド継続。

原油週報(2017/01/20 15:34)

NY原油は調整安

今週のレンジ(先限)
ドバイ原油 37630~39570円

1.OPEC・非OPECの協調減産
2.新大統領のエネルギー政策
3.金融市場(先進国&新興国)


 今週のNY原油(2月限)は、サウジのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相による減産順守発言や上半期の需給再均衡見通し、ドル安進行などを好感して反発するも、ロシアの今年の増産観測などが重しとなり、引けにかけては上げ幅を縮小して始まった。その後も、国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長が米シェールオイル生産の大幅な拡大見通しを示したことや、石油輸出国機構(OPEC)が今年の米原油生産見通しを上方修正したことなどから、1週間ぶりの水準へ大きく下落。ただし、米石油協会(API)と米エネルギー情報局(EIA)発表のクッシング原油在庫が大幅減少したことなどから、心理的節目50ドルは維持された。
 東京ドバイ原油は、海外安を円安が相殺して、狭いレンジ相場となった。

国際エネルギー機関(IEA)は19日発表した1月の石油市場月報で、1日に発効した石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国の減産合意について「サウジアラビアや近隣の産油国が履行に動いている。月初のデータを見る限り、1月の生産量は減少する可能性が高い」との見方を示した。
 ただ2月以降の動向については「合意は発効したばかりであり、各国がどこまで順守するかは予断を許さない」とし、慎重に見極める必要があると指摘。

石油製品週報(2017/01/20 15:34)

海外安を円安が相殺

今週のレンジ(先限)
東京バージガソリン 51760~53900円
東京バージ灯油   46500~48600円


1.トランプ次期政権のエネルギー政策
2.OPEC減産順守率・シェール増産動向
3.原油・製品在庫


 
 今週のNY原油(2月限)は、サウジのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相による減産順守発言や上半期の需給再均衡見通し、ドル安進行などを好感して反発するも、ロシアの今年の増産観測などが重しとなり、引けにかけては上げ幅を縮小して始まった。その後も、国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長が米シェールオイル生産の大幅な拡大見通しを示したことや、石油輸出国機構(OPEC)が今年の米原油生産見通しを上方修正したことなどから、1週間ぶりの水準へ大きく下落。ただし、米石油協会(API)と米エネルギー情報局(EIA)発表のクッシング原油在庫が大幅減少したことなどから、心理的節目50ドルは維持された。

 東京石油製品市場は、海外安を円安が相殺するも、上値の重い展開となった。

石油連盟週報(8~14日)によると、週末在庫は、ガソリンが、前週比7.6%増の186万8247キロリットル。灯油が、前週比3.1%減の215万8411キロリットル。
週間原油処理量は、1.0%減の399万2689キロリットル。
出荷量は、ガソリンが、前週2.6%増の82万5399キロリットル。灯油が、前週比61.3%増の58万1092キロリットル。

トウモロコシ週報(2017/01/20 15:34)

シカゴ・東京共に続伸

今週のレンジ(先限)
とうもろこし 21920~22600円


1.北米収穫・南米産作付状況
2.輸出成約・検証高
3.指数ファンドのリバランス


 今週のシカゴコーン(3月限)は、アルゼンチン産地の豪雨による作付け遅れ観測や、ドル安・原油高の加速、大豆・小麦の急伸、テクニカル改善、米国需給の改善をはやし、昨年11月の高値を抜き続伸して始まった。その後も、アルゼンチン産地に乾燥した天気が予報されることで反落する場面もあったが、下値は限定的。仕向け地不明の大口成約、エタノール増産でしっかりと推移した。

 東京市場は、トランプ次期大統領発言による円高もシカゴ高が相殺して下値は限定的。週末にかけてドル円の反発もあり、下値を切り上げる展開となった。

大豆週報(2017/01/20 15:34)

シカゴは続伸、東京はレンジ内の動き

今週のレンジ(先限)
一般大豆 50300~52400円


1.指数ファンドのリバランス
2.輸出動向
3.南米産作付・生育状況


 今週のシカゴ大豆(3月限)は、ブラジル・パラグアイ・ウルグアイの豊作観測や圧砕減少などが上値を抑えるも、ドル安・原油高や飼料穀物の急伸で値を飛ばして始まった。その後も、アルゼンチン大豆生産高の下方修正や、米国大豆期末在庫の下方修正などから続伸。週末にかけて、アルゼンチン産地の乾燥予報、農家売りの増加、中国の引き合いがなくなっ たこと、ドルの急伸などが上値を抑えた。

 東京市場は、トランプ次期大統領のWSJでのドル高牽制インタビューが嫌気されて18日に急落した以降は、心理的節目50000円が下値支持として意識され小動きとなった。

ゴム週報(2017/01/20 15:35)

上げ過ぎの反動安

今週のレンジ(先限)
ゴム 287.7~308.6円


1.タイ政府備蓄放出
2.タイ洪水被害
3.金融・原油市場


 今週の東京ゴムは、13日の上海ゴム夜間取引や海外ゴム現物高から高寄り後も、上海、シンガポールゴム高から利食い売りを吸収し2ケタ高で始まった。その後、上海ゴムの軟化から利食い売りが先行し、先限は300円を挟んだ小動きが続いた。週末はトランプ新大統領の就任式を控え、先行きに対する不透明感が広がっていることや、タイ政府備蓄放出、高値警戒感もあり、大幅調整安となった。

 天然ゴム生産国連合(ANRPC)は13日、タイの洪水被害により、2017年のタイの天然ゴム生産は、当初予想されていた474万1000トンを36万トン下回る438万1000トンとなる見通しを発表。

 タイ政府は今週、9万8000トンの天然ゴムの政府備蓄を放出することを発表している。

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